机上の空論

少年サッカーで悩んでいるパパコーチにアドバイスしてみるよ。

目指せ逆足マスター

こんにちは、シャベル ド クーロンです。

一日経ってもレアル×鹿島の試合の興奮がおさまらないね。本当にナイスゲームだったよ。日本のクラブでも世界と渡り合えるってことが良く解ったし、他のJクラブも目標が出来たんじゃないかな。

ということで、前回に引き続きレアル×鹿島から少年サッカーに使えそうなシーンを選んで考えてみるよ。動画は柴崎の2点目のスーペルゴラッソだよ。これは本当に痺れたよね。動画は1分15秒から。

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このゴールは本当に凄いんだけど、チェックしてほしいのは柴崎は左足でシュートを打っているっていうところ。柴崎は右利きだからこれは逆足でのシュートになるんだよね。逆足でもこの威力とコントロールで打てるっていうのは大きな武器だよね。少年サッカーでも逆足でボールを扱えるようになることのメリットは大きいから、どうやれば利き足と同じくらいに逆足を使えるようになるのか、そのためにどんなトレーニングをすれば良いのかっていうことを考えてみるね。

逆足、慣れないとパスはおろかドリブルもままならないよね。意識的に逆足を使わないといつまで経っても上達しないし、試合中も逆足を出して触るだけで1点決まるのに、っていうシーンは少なくないよね。逆足を使えるってことはサッカーをやる上で大きなアドバンテージになるんだよ。

じゃ、具体的なトレーニング方法にどんなのがあるかっていうと、一番簡単なのは逆足限定でトレーニングしたりミニゲームしたりすることだよね。強制的に逆足を使わざるを得ない状況にして不自由を与えてあげる。不自由を解消する過程で自然と逆足が扱えるようになるね。でも、この方法だとトレーニングやミニゲームが成り立たなくて効率が悪くなりそうだからもうちょっと効率の良さそうな方法を考えてみようか。

逆足でうまく蹴れない要因っていうのは、逆足の軸足(右利きなら右脚ね)でバランスを取りにくいっていうことが大きいと思うんだ。ちょっとテストしてみてもらいたいんだけど、目を閉じて片足立ちをしてみると利き足の軸足(右利きなら左脚)よりも逆足の軸足(右利きなら右脚)で立つ方が難しいと思うんだ。まずはこれを改善することで軸足をしっかりと踏み込んだキックが出来るようになるはずなんだよね。この軸足を鍛える方法はバランスディスクを使うのが一番効果的だとは思うんだけど、グラウンドで練習するのにそんなにたくさんバランスディスクを用意できないだろうから、目を閉じて片足立ちでキック素振りとかでもそれなりのトレーニングになると思うんだよね。あとは、目を閉じたまま片足立ちでゆっくり屈伸とか。これを自主トレでやってもらうだけでもそこそこ効果が出ると思うよ。実はこれ、スノーボードのトレーニングの一つだったりするんだけどね、スノーボードのフェイキー(前と後ろを入れ替えて滑る滑り方)の練習そのまんまなんだよ。逆足を鍛えるっていう意味ではトレーニング方法は一緒だと思うんだ。

実際には体幹の使い方とか軸足に体重を掛ける場所とか細かい話がいっぱいあるんだけど、まずはこの「片足素振り&屈伸」が簡単で取り入れやすいと思うよ。バランスディスクが使えれば一番いいんだけどさ。ま、とにかく逆足で蹴りまくるっていうのが一番大事なことではあるんだけどね。あ、逆足キックはできれば利き足である程度蹴れるようになってから始めた方がいいと思うよ。利き足でうまく蹴れないうちに逆足をやると変な癖が付いちゃう可能性が高いからね。

なかなかうまくいかなくて悩んでるパパコーチのみんな、とりあえず試してみてよ。机上の空論だけど試してみようと思ったら下のボタンクリックしてね。

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