机上の空論

少年サッカーで悩んでいるパパコーチにアドバイスしてみるよ。

対人ディフェンスの心構え

こんにちは、シャベル ド クーロンです。

今回は対人ディフェンスのやっちゃいけないプレーについて考えるよ。

対人ディフェンス、守備の個人戦術とも言うね。これはボールを扱わなくてもできることだからテクニックがない子にサッカーの楽しさを教えるのに有効だと思うよ。ということで対人ディフェンス、守備の個人戦術の基本を最初に教えた方が本当はいいんだけど、今回はタブーをピンポイントで紹介するよ。

対人ディフェンスのタブー、「それは対峙した相手に対して背中を向けちゃいけない」っていうことね。そんなの当たり前だろ!って思うかもしれないけど、これが試合中に結構な頻度であるんだよね。プロの試合でもこの場面はそれなりに出てきて、それがきっかけで失点っていうことも少なくないんだよ。

それじゃ、背中を向けるとどうなるかっていうことから確認していこうか。

背中には目が付いていないよね?目が付いていないから後ろで起きている出来事を把握することができないんだ。この把握できない時間がたとえ0.5秒だったとしても、0.5秒あればボールタッチ1回はできるよね。このボールタッチ1回でドリブル突破されちゃうんだよ。後ろの状況がわからない訳だから何のフェイントを掛けなくても右でも左でも好きな方向に抜くことができるよね。これがペナルティーエリアの中とかだったら1点ものだよね。だから、こういう状況になることを防ぐために「対峙した相手に対して背中を向けちゃいけない」っていうことを常に意識して体に染み込ませておかなくちゃいけないんだ。

それじゃ、どういう状況でこういうシチュエーションになるか見てみようか。動画は0分50秒からね。1分00秒からはスローでリプレイもあるからわかりやすいよ。

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多くは切り返しを仕掛けられたりスピードで抜かれそうになるときかな。切り返しに付いていこうとするけど半身になっている軸足の都合で逆にターンせざるを得ないような状況。ついやっちゃうんだけどさ、ここは我慢してうまくステップを使って絶対に自分の背中を見せないっていう対応が必要になってくるよ。背中側にターンするのはターンするのにも時間が掛かるからあんまり良いことがないんだよね。ま、オフェンスとボールの間に体を入れてボールハントする時は相手に背中を見せつつ相手とボールの間に体を入れるっていうことをするんだけど、これはまた別の話ということで別の機会に説明するよ。

このディフェンス、簡単そうに思えるけど実際にやってみると結構難しくて常に意識していないとウッカリ背中を見せてやられちゃったりするんだよね。「簡単に背中を見せない」っていうのは守備の個人戦術でとても重要なことだったりするから試合中とか細かい部分だけど良く見てあげてね。こういう地味なところでもできるようになると子供たちは上達感を味わえると思うからさ。

なかなかうまくいかなくて悩んでるパパコーチのみんな、とりあえず試してみてよ。机上の空論だけど試してみようと思ったら下のボタンクリックしてね。

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