宮本式・ワンランク上のサッカー観戦術
こんにちは、シャベル ド クーロンです。
今回は本を紹介するよ。紹介する本は「宮本式・ワンランク上のサッカー観戦術」だよ。
- 作者: 宮本恒靖
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2012/06/13
- メディア: 新書
- 購入: 1人 クリック: 15回
- この商品を含むブログ (13件) を見る
これは元日本代表キャプテンの宮本恒靖が書いた本なんだけど、すごく解りやすくてサッカーを外から観る時にも役立つし、サッカーを知らない保護者にサッカーのことを教える時にも役に立つっていう良書だよ。内容はだいたいこんな感じ。
- 「良い選手」を観る技術
- ピッチを観る技術
- 代表チームを観る技術
- セットプレーを観る技術
この中で特にお勧めしたいのが、第2章の「ピッチを観る技術」ね。ここにはつい忘れがちな意識が書いてあるし、サッカーを知らない保護者にサッカーの仕組みを教える方法のヒントも詰まっていると思うんだ。基本的にボールホルダーと我が子しか観ない保護者に、「我々指導者はこういうことを教えていて、試合ではこういう風に動いてほしいって子供たちに伝えているんですよ」っていうことを説明する時に引用できそうな言葉がたくさん散りばめられているんだよ。この章の中の「個人戦術とは何か?」っていうところには次のような一文が出てくるから引用するね。
チームのやり方、約束事はあっても、選手たちはそれに従って動くだけではサッカーはできません。パスで攻めようというやり方がある。でも、パスで攻めるばかりでは崩せない。どうするか。たまには個人突破をトライしてみる。もちろんリスクと隣合わせですが、そんな場面を見たら、その選手はサッカーをよく考えていたということがわかります。
こういう「自分で考える」選手が出てきてくれると指導者も嬉しいよね。一つの理想だよね。
とりあえず、「宮本式・ワンランク上のサッカー観戦術」はパパコーチにも保護者にもお勧めだよ。これをお互い読んでいれば指導方針や試合中の出来事を説明するときに共通言語として使えるようになると思うよ。
なかなかうまくいかなくて悩んでるパパコーチのみんな、とりあえず試してみてよ。机上の空論だけど試してみようと思ったら下のボタンクリックしてね。
僕の机上の空論がうまくいったとかトレーニングの仕方がわからなくて困ったりしていたら連絡ちょうだいね。メッセージ待ってるよ!