少年サッカーでも有効なダイアゴナルランの使い方
こんにちは、シャベル ド クーロンです。
今回はダイアゴナルランについて説明してみるよ。
ダイアゴナルラン、日本語で言うと「斜め走り」だね。日本代表の岡崎が得意でダイビングヘッドと併せて代名詞にもなっているね。ダイアゴナルランにはピッチの内側から外側に動くものと外側から内側に動くものの二つがあるんだけど、今回は外側から内側に動くダイアゴナルランについて説明していくね。
そもそも、ダイアゴナルランはどうして有効なのかっていうと、「ラインコントロールが難しい(オフサイドを取りにくい)」「ディフェンスに付きにくい」っていうところなのね。ちょっと絵で説明してみるよ。
ディフェンス側からしたら厄介極まりないよね。まだトップ下がボール持っていてくれれば思い切ってライン上げてオフサイドを取るっていうこともできるんだけど、FWがボール保持していたらライン上げることもできないよね。これがダイアゴナルランの基本ね。
これを基本にしていくつかのバリエーションを考えてみるよ。
まずはダイアゴナルランで突っ込んでくるSHにそのままパスを出す形。オフサイドにさえ気を付ければ1点ものだね。
次に、ダイアゴナルランを囮にしてFWがそのままシュート。
ダイアゴナルランで空いたスペースにSBをオーバーラップさせたりFWにスルーパスしたり。
こんな感じでダイアゴナルランに絡めて様々な得点パターンが作れるね。
ただ、ダイアゴナルランっていう言葉だけで説明すると子供たちは理解できないだろうから、うまく理解してもらうための工夫が必要になるよ。どういう工夫かっていうと、うまく理解してもらうために言葉を簡単にしてあげる必要があるのね。ダイアゴナルランだ!斜め走りだ!って言っても子供たちは全然関係ないところでダイアゴナルランする可能性があるからね。だから、こう教えてあげるんだよ。
「CBとSBの間に走り込め!」
こういう言い方をすれば結果としてダイアゴナルランになるよね、SHのポジションからCBとSBの間に走りこもうとすればさ。この動きが出来るようになったらさっき説明した色々な得点パターンを教えてあげればいい。ダイアゴナルランとか斜め走りとか、そんな言葉は最初は教えなくてもいいんだよ。できるようになってから、「これはダイアゴナルランっていうんだ。試合中にダイアゴナル!って言ったらこの動きをすればいいからね」って教えてあげればいいんじゃないかな。「飛び込め!」っていう言葉で意識を合わせておいてもいいかもね。
ダイアゴナルランって結構シンプルなんだよね。シンプルだからこそ少年サッカーで凄く有効だと思うんだ。
なかなかうまくいかなくて悩んでるパパコーチのみんな、とりあえず試してみてよ。机上の空論だけど、試してみようと思ったら下のボタンクリックしてね。
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