机上の空論

少年サッカーで悩んでいるパパコーチにアドバイスしてみるよ。

もっと簡単に「顔を上げる」ことができるようになるトレーニングメニュー

こんにちは、シャベル ド クーロンです。

 
前回は顔を上げるかとが出来るようになるトレーニングメニューを紹介したけど、今回はもっと簡単にできるトレーニングメニューを紹介するよ。もっと簡単にというか、ボールコントロールがおぼつかない1~2年生向けのトレーニングね。
 
ちなみに前回のトレーニングメニューはこれね。
 
 
前回のトレーニングはいかにもトレーニングっていう感じだったけど、今回は遊びながらできるメニューを考えてみたよ。ボールをうまく扱えなくても楽しみながらできるから低学年用のトレーニングに最適だと思うからね。
 
やり方なんだけど、基本的には鬼ごっこをするだけ。ドリブル鬼ごっこでも、ボールなしの普通の鬼ごっこでも、ビブス取り鬼ごっこでもなんでもいい。とにかく決められたグリッドの中で大勢が集中して走り回るようなものだったらなんでもいい。この鬼ごっこにプラスアルファのルールを加えてあげるのね。
 
加えてあげるルールは、「コーチが手を上げたらその場に座る」っていうものね。コーチは静かに無言で手を上げるよ。
 
こうすると、鬼ごっこに集中しつつコーチの様子も見ないといけないから自然と目線が上がるよね。これを基本にして、勝ち抜けとか負け抜けとかにして競争性を高めてあげれば子供たちは夢中になってやってくれるんじゃないかな。ウォーミングアップとしても使えるね。
 
更に色々なバリエーションを増やすこともできると思うよ。「コーチが片手を上げていたら座る、両手を上げていたらその場で止まる」とか、「コーチが出す指の本数に応じて予め指定されたコーンに走る」とか、「3人で手を繋いで鬼ごっこしてみんな一緒に座らないとダメ」とか、こんな風にコーチのアクションに対して取る行動を変えさせたり、走る側のルールをちょっといじれば無限のバリエーションが作れるから子供たちも毎回新鮮な気持ちで取り組めると思うよ。
 
とにかく、「自分の動きに集中しながらコーチの動きも確認する」っていう行動をさせてあげれば良いと思うんだ。そうすることで自然と顔が上がるようになるんじゃないかな。
 
なかなかうまくいかなくて悩んでるパパコーチのみんな、とりあえず試してみてよ。机上の空論だけど、試してみようと思ったら下のボタンクリックしてね。